温暖化ってなに?

温室効果ガスと温暖化

珊瑚礁を泳ぐ熱帯魚から極寒に生きるシロクマまで、多くの生き物や植物が暮らす地球ですが、平均気温はおよそ14℃に保たれています。

それは地球を取り巻く大気に含まれる二酸化炭素(CO2)や水蒸気などの温室効果ガスがちょうどいいバランスで、太陽から届くエネルギーで温められた地表の熱を全部逃がさないで適度に保温するような役目をしているからです。

もし温室効果ガスがなければ熱はどんどん宇宙へ逃げてしまい、平均気温はマイナス19℃もの低温になるそうです。

温室効果ガス

ところが、18世紀中頃の産業革命以降、私たち人間の暮らしが便利になり、大気中にCO2などの温室効果ガスを大量に排出してきました。
温室効果ガスが増えて熱は宇宙に逃げにくくなりました。

その結果、地球の気温が上昇する温暖化が引き起こされているでのす。
温暖化はまさに人間の日々の活動が原因となっていることもわかってきました。

温暖化がこのまますすむと・・・

1880年から2012年の130年間で平均気温は0.85℃上昇しました。
気温の低い年もありますが、長期的にみると確実に上昇しており、特に最近の30年間が過去150年間で最も高温が続きました。

この気温上昇は、ハリケーン、熱波、干ばつ、ゲリラ豪雨に洪水といった異常気象をもたらし世界各地で大きな被害を及ぼしています。
異常気象とは30年に一度起きる程度の稀な現象のことを言うのですが、今後は異常気象が起る頻度が増えていきそうです。

ゲリラ豪雨            干ばつ            ハリケーン

もしこのままの生活を変えないでCO2を増やし続けると、今世紀末には気温は4℃前後上昇すると予測されています(4度シナリオと言われています)。
0.85℃の上昇でさえ自然の脅威の前に人間は無力だと分かっているのに、4℃も上昇すると想像を超えた事態となるのは簡単に予想できます。

生態系への影響が大きいだけでなく、心を癒す美しい浜辺や壮大な氷河など地球の宝物の多くを失われてしまいます。
今世紀の終わりに私たちはもういないでしょうが、今年生まれた子どもが85歳になる頃の近い将来の話です。

※今年4月にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)という国連の組織が発表した第5次評価報告書より

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