自然エネルギーってどんなもの?

自然エネルギーとは

私たちが暮らす地球の環境は全て太陽の恵みから作られています。
太陽の熱が海や陸を暖めることで風が吹き、雲を作り雨を降らせ川が流れています。
太陽の光は光合成によって植物を育てます。

その自然現象から電気や熱というエネルギーを作ることができます。
これが自然エネルギーです。

自然エネルギーは太陽が地球に振りそそいでいる限り、くり返し使っても無くなることのないエネルギーなので再生可能エネルギーとも呼ばれています。

自然エネルギー

現代は電気やガスで生活する時代ですが、ずっと昔から自然エネルギーは使われていました。
風車や水車で粉を挽いたり、水をくみ上げたり、薪で火を熾して調理や暖をとったりしてきました。

風車            かまど

発電のしくみ

かまど

電気は発電機のタービンを回して作られます。
石炭や天然ガス、原子力などの燃料を燃やす火力発電と水の流れる力を利用した水力発電があります。

火力発電はやかんから出る蒸気と同じく、燃料を燃やした熱で蒸気を発生させてタービンを回し発電します。

水力発電は50年以上前からある発電方法で、川の流れがタービンと同じくモーターを回して発電しますが、 大型のダムは魚が住めなくなるなど動植物の生息地を壊し、生態系をダム湖に沈めて自然環境を破壊しています。

自然エネルギーの発電のしくみ

・小水力発電
小水力発電


小河川、用水路、上下水道など、小規模な水流を利用する水力発電です。

比較的簡単な工事をするだけで発電できるようになります。

大型ダムのように生態系に影響が少ないので、自然にもやさしい発電方法です。

・バイオマス発電
バイオマス発電


山林を育成するために切られた間伐材や、一度建築として利用された建築廃材を細かく刻んだ木質チップを燃やして発電します。

火力発電と同じしくみですが、発生した二酸化炭素は、再び植物の成長に使われるので、地球上の二酸化炭素の総量は増えません。

地熱発電
地熱発電


燃料を使わずに、温泉地の地下などにあるマグマに温められた蒸気やお湯を取り出してタービンを回し発電します。

地下資源を使うため、天候や季節、昼夜を問わず、安定して発電できます。

日本は火山の多い国なので、資源も豊富です。

また、発電に使った高温の蒸気や熱水を、暖房などに再利用できます。

風力発電
風力発電


風の力を利用して、ナセルの中にあるモーターを回して発電します。

ブレード(羽)が大きければ大きいほど、発電量も多くなります。

風さえ吹けば、夜でも発電できます。

自然エネルギーの中では、発電コストが低く、工事の期間も短く済みます。

太陽光発電
太陽光発電


太陽の光を太陽光パネル(太陽電池をいくつも並べてパネル状にしたもの)を使って、直接電力に変換します。

エネルギー源は太陽光なので、屋根や壁などどこでも設置できます。

送電設備のない山の上や農地などにも設置して、電源として活用できます。

装置のしくみが簡単なので、設置したあとのメンテナンスがほとんど必要ありません。

夜や、天気の悪いときは発電ができません。

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